CLEO2012
CLEO2012が2012年5月6日から11日までの6日間、米国カルフォルニア州サンノゼのMcEneryコンベンションセンターにおいてAPS,IEEE Photonics Society, OSAの主催で開催された。トピックは、シリコン・フォトニクスおよびバイオ医学の光学の診断法からメタ材料およびプラズモニクスまで広範囲に及んだ。会議はCLEO:QELS-FundamentalScience、CLEO:Science and Innovation、CLEO:Applications & TechnologyおよびCLEOとQELS-Jointの4つの部門に分かれて開催された。全体で約1,800件の講演があった。本年は半導体レーザ50周年記念を含む7件の特別シンポジュームがあり量子ドット、高出力半導体レーザ、VCSEL、量子カスケードレーザなど多種のレーザに関する講演があった。参加者は4,900人で昨年比で10%増であった。以下本稿では本学会のイベントの概要と筆者が参加したセッション、事務局が推奨する注目すべき論文を中心に報告する。